人の心が無色透明なときがあるとしたら
心に濁り無く
霞みかかることも無く
純真無垢があるとしたら
それはいつだろう
どんな時にもそんな澄み切った心に
なれるのだろう
もしかしたら永遠に
未来永劫無いのかもしれないような
人は生まれたときが
幼き頃の心に
あの澄み切った眼の輝きがある頃が
もしかしたら無色透明な心色が
あるのかもしれない
しかし
その時には既に人の心には
ものを欲しがる欲があり
食欲があり
満足できなければ「だだをこねる心」が
あるような
本当に真の無色透明は無いような
冬の寒さに感じる
凍るような透き通るような氷のような
透き通る姿は「心は」
無いのかもしれない
人とはいつも色に染まる心を
持っているような
人とは本来が濁り色いっぱいの
「心色」を持っているのか知れない
「冬心 なぜかしみじみ 透き通り」
人の持つ心色とはまったく持って色々と。。。時により、人により、ものにより、千篇変化するような。。。不思議でもあり。。。考えようによっては可笑しな、可愛い心のような。。。」